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過去に失敗した投資手法、配当利回りの高い企業に投資する|【個別株】サラリーマン個人投資家

今回の記事は、過去に失敗した投資手法、配当利回りの高い企業に投資するを解説します。

この記事では、自分が過去に失敗した投資手法を紹介します。

この記事を見て、初心者が、同じ失敗をしないよう、参考になればと思っています。

動画で学びたい方はこちら

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初心者がやってしまう理由

では、初心者がこの手法をやってしまう理由です。

初心者が、株に投資をする時、配当利回りの高い銘柄に投資をしてしまいます。

理由は、初心者向けの本やサイトで「配当利回りの高い銘柄を保有して、配当生活をしよう」と言う方法が紹介されているからです。

そして、そこで紹介されている銘柄をそのまま購入したり、配当利回りの高い銘柄を検索して、そのまま購入してしまうのです。

つまり、配当生活を夢見て、何も考えずに配当利回りの高い銘柄を、購入してしまうのです。

配当利回りが6%だったら

調べると、配当利回りが6%と、高い銘柄もあります。

つまり、100万円分の株を買えば、年間6万円の配当を得ることができます。

毎年何もせず、その銘柄を持っているだけで、6万円の収入を得ることができるのです。

配当率が高いのには理由がある

配当率が高いのには理由がある

ただ、実際はそんなに甘くはありません。

配当金が高い銘柄には理由があります。

株価が下がっている

例えば、株価が下がっているので、配当利回りが高いことがあります。

配当利回りは、株価が下がると上がります。

配当金は、一株に対して何円と支払われます。

たとえば、株価が1000円の時に配当金が30円の場合、3%になります。

30 ÷ 1000 = 3%

そして、この株価が下がって500円になった場合、6%になるのです。

30 ÷ 500 = 6%

利益が急激に落ちていたり、不祥事が発生して、株価が大幅に下がると、利回りが高くなるのです。

そしてその後、利益が下がり、次の決算で、配当金が30円から5円に下がると予測された場合も、売られます。

仮に、10円になった場合、株価が500円でも利回りは2%になり、配当金が大幅に減ってしまいます。

10 ÷ 500 = 2%

100万円投資した場合、毎年6万の配当金が2万円と減ってしまうのです。

さらに、今は6%ですが、将来、配当利回りが減ると予想される企業の株価は、下がるのです。

一時的に配当金が高い

また、特別配当が出ている場合もあります。

企業は、一時的に配当金を高く設定することがあります。

今期だけ、特別に配当金を高することがあるのです。

一時的に配当金が高くなると、一時的に利回りが高くなります。

もちろん、利回りが高くなるので株価も上がります。

ただし、特別な配当なので次期はもちろん減配になります。

よって、今期は6%でも来年は2%などと減るのです。

また、配当権利日をすぎると、株価は大幅に下がり大きな損失が発生します。

一時的に配当金は受け取れますが、その後の、株価下落によってそれ以上の損失が発生するのです。

特に、不労所得として配当を得たい方は、安定して高い配当金が入ってくることを目的としますので、一時的な配当利回りではなく、毎年安定した高い利回りが重要です。

配当利回りだけを見て投資をするのはやめましょう

配当利回りだけを見て、投資をするのはやめましょう。

利益が毎年安定、または上昇して、利回りの高い企業に投資をすることが重要です。

ただし、そのような企業を見つけるのはとても大変です。

ちなみに、成功している投資家は、市場暴落後に、株価が下がり配当利回りの高くなった銘柄を積極的に購入します。

もちろん、暴落後の不景気でも潰れたり、利益が大幅に下がらない銘柄を選別して購入しています。

投資の鉄則では、安い時こそ絶好の買い場なのです。

ただ、初心者には、暴落後の不景気に買う勇気が必要になりますので、難しい手法になります。

過去の経験

自分も、初めて個別銘柄に投資をした時「高い配当利回り」を理由に投資をしたことが何度もあります。

証券会社のスクリーニングを使って配当利回りの高い銘柄を検索し、投資をしました。

もちろん、業績は確認せず、5%なので、100万円で、毎年、5万円の不労所得が得られると夢を見ました。

そして、その企業の株価は10%下がり、配当金を得ても損する状態になってしまいました。

そのまま、数年持ち続け、何度か配当を受け取れば、利益を得られたかもしれませんが、初心者だったので嫌気が差して売ってしまいました。

まとめ

最後に、まとめると「配当利回りが高い」だけを理由に、銘柄を購入するのはやめましょう。

もちろん、配当利回りが良くて利益を出している企業もあります。

その様な企業の場合は、積極的に購入すべきですが、利回りが高い理由だけで購入するのはやめましょう。

利回りが高い企業には理由があるからです。

将来「利益が落ちる」「配当金が減る」「一時的に高いだけ」と理由がありますので、よく調査してから、買うことをおすすめします。

また、企業は、利益が上がれば次の決算で配当金を上げます。

つまり、将来、利益が大きく伸びる企業に投資をしましょう。

伸びる企業の配当利回りは上がります。

買った時は1%でも、企業が成長して配当金が2倍になれば、配当利回りも2倍になります。

毎年利益の上がっている企業の株を保有することで、毎年配当金が上がり、配当利回りも上がる銘柄を買うことが重要です。

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