今回の記事は、過去に失敗した投資手法、過去に高かった銘柄に投資をするを、解説します。
この記事では、自分が過去に失敗した、投資手法を紹介します。
この記事を読んで、初心者が同じ失敗をしないよう、参考になればと思っています。
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初心者がやってしまう理由
では、初心者がこの手法をやってしまう理由です。
初心者が株に投資をする時、過去に高かった銘柄に投資をしてしまいます。
「以前は、あんなに高かった銘柄が、今だとこんなに安く買える、将来またあの値段に戻ったら儲かる」と考えてしまうのです。
初心者は過去に、高かった企業の値段が安くなっていると、お得だと考えるのです。
買い物で、セールの時に買ってしまうのと同じ感覚です。
また、有名でよく知っている企業なので、また直ぐ上がると思い、安心して買ってしまうのです。
心当たりは、ありませんでしょうか?
買う前に、有名企業のチャートを確認して、昔より安い場合、安いと思って買ってしまった。
昔の株価は、チャートで簡単に確認することができます。
1年前より値段が半額とか、簡単に確認する事ができます。
以前より安い企業を見つけては安いと思い、買ってしまうのです。
株価が安いのには理由がある
株価が安いのには理由があります。
今と昔で企業の価値は異なります。
企業の価値は、日々変動するのです。
利益が基準となって株価は決まる
長い目で見ると、企業の価値は利益が基準になります。
もちろん需要と供給も関係しますが、最終的には、利益が基準となって株価は決まるのです。
利益が増える企業の株価は上がり
利益が減る企業の株価は下がる
毎年利益が増える企業の株価は上がり、利益が減る企業の株価は下がります。
つまり、利益の上がる会社の銘柄は、企業の価値が上がりますので、投資家は買いたいと思い、
反対に、利益が下がる企業は、企業の価値が下がりますので、投資家は売りたいと思うのです。
昔利益が高かった企業が、今は下がっていることはよくあります。
一概には言えませんが、恐らく、以前高くて今安い企業は、利益が以前より下がっているのではないでしょうか?
もちろん最終的に株価は、需要と供給で決まりますので、利益が落ちていなくても、下がっている銘柄もあります。
多くの投資家が、この企業は将来、利益が落ちると思う銘柄は落ちるのです。
もちろん、利益が落ちて株価が下がった銘柄が、突然利益を回復し、株価が上がることもあります。
一概には言えませんが、基本的に、利益が落ちている、落ちると予想される銘柄の株価は落ちるのです。
もちろん、今は安いが将来伸びる可能性があると思う企業に関しては、積極的に買うで問題ないでしょう。
つまり「以前より株価が安いから買う」と言う理由だけで買うのはやめましょう。
企業の将来性をよく考えて投資をすることが重要です。
過去の経験
自分も、初めて個別銘柄に投資をした時「以前より安い」を理由に投資をしたことが何度もあります。
もちろん、有名な企業だったので、企業分析や利益の推移などの調査は一切しませんでした。
その結果、見事に株価は下がりました。
有名企業の株価を見て、5年前の3分の1の値段だったので、さすがに上がるだろうと思い、買ってしまいました。
ただ、その企業は、過去に不祥事などもあり、利益が毎年下がっていたのです。
まとめ
最後にまとめると、将来、利益が大きく伸びる企業に投資をしましょう。
利益の伸びる企業の株価が上がるのです。
以前高かった銘柄の株価が、以前の高い株価に戻るとは限りません。
毎年利益を落とし続ける企業の株価は下がります。
今安いだけを理由に投資をすると、ギャンブルになってしまいます。
今安いだけを理由に投資をせず、企業の業績を確認し、今後も伸びる可能性の高い企業に投資をすることが重要です。