※ 2020年6月2日現在、最新版は、6月2日に公開された「13.5.1」となっています。
iOS のアップデート通知を受け取った時、更新して良いのか迷いませんか?
アップデートに失敗して、起動しなくなった経験を持つ方もいると思います。
安全に更新する方法はないのでしょうか?
更新をすることで、新しい機能が増えたり、不具合が解消されたり、電池の持ちが増えたりしますのでアップデートをオススメします。
ここでは、アップデートの「リリース日」「リリース後の不具合」「現在アップデートしても大丈夫なのか?」の情報を集め、公開しています。
以下の記事を読むことで、アップデートの概念を理解し、安全にアップデートができるようになります。
先に結論、「13.5.1」はアップデートして良いのか?
※ アップデートの判断理由は下の「安全にアップデートする方法」項目にて解説しています。
現在、「13.5.1」は、6月2日に公開され、バグフィックスアップデートとなります。
公開されたばかりなので、3日は様子をみましょう。
つまり、6月6日以降にアップデートをしましょう。
※ 筆者の環境では問題なくアップデートは完了しました。ただし、環境によっては、不具合がある可能性もありますので不安な方は様子をみましょう。
※ 各自の環境によって端末の状況は異なります。アップデートの前には必ずバックアップを取りましょう。
アップデート詳細
最新バージョンの「13.5.1」は、2020年6月2日に公開されました。
今回のアップデートはバグフィックスアップデートになります。
各バージョン
- 「13.5」の方は、バグフィックスアップデートになります。基本的には、バグフィックスなので積極的にアップデートすることをオススメします。
- 「13.4.x」以下の方は、マイナーアップデートになります。少々使い勝手が変わりますが、ほぼ変わらないと思って問題はありません。基本的には、機能追加となります。また、バグフィックス、機能改善も含まれていますので積極的にアップデートすることをオススメします。
- 「12.x.x」の方は、メジャーアップデートなので少々使い勝手が変わります。ただし、今回のメジャーアップデートは、ほとんど変わらないと思って問題はありません。基本的に良くなっていますのでアップデートをオススメします。
バージョン「13.5.1」主な変更点
iOS 13.5.1には重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
その他の詳しい変更内容はこちら、
iOS 13 のアップデートについて
安全にアップデートする方法
失敗が少なく安全にアップデートするタイミングを解説します。
アップデートに不具合があるとネットで騒ぎになると共に、Apple にも報告されます。アップデートのリリース直後は、更新者が少なく不具合があった場合、その情報がまだ拡散されていない状態となります。アップデート時の不具合に関しては、昨今、SNS の普及もあり、1日もあれば拡散されます。よって、安全にアップデートするには、リリース直後ではなく、数日後にすることで不具合を避けることができます。
※ 数年前はアップデートで再起動しない等の事象が発生することがありました。ただ、最近は、起動しない致命的なエラーは、ほぼ報告されていません。ただし、あまり古いバージョンからのアップデートは避けましょう。こまめにアップデートすることで失敗率を減らすことができます。数年前は、起動はしたが、アプリのデータが消えたとの報告を聞いたこともあります。
※ アップルも100%完全に成功するプログラムを提供することはできません。人によって環境が異なるため、100%成功するプログラムを提供することは不可能なのです。よって、失敗する確率を減らす方法としてご理解をお願いいたします。
※ ジェイルブレイクなど特別な使い方を利用している方は、アップデートを避けてください。
※ メジャーアップデートでは、完了後に Apple ID と パスワードの入力が必要な場合があります。念の為にアップデート前に調べておくことをオススメします。
やり方
- 設定アプリを起動します。(ギザギザの円のマークのアプリ)
- 「一般」をタップします。
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
- 「ダウンロードとインストール」をタップします。
- 「利用条件」を確認して、「同意する」をタップします。
- 「ダウンロード」が完了したら、「今すぐインストール」をタップします。
- 少し経つと端末が再起動されインストールが完了します。
- 再起動されたらインストールは完了です。
アップデートの種類
アップデートには「メジャーアップデート」「マイナーアップデート」「バグフィックスアップデート」の3種類があります。
※ キャリアップデートに関しましては特に起動しなくなる不具合は起こったことがないので、積極的にアップデートをしましょう。
※ iOSのアップデートはDocomo、au、ソフトバンクで共通です。
※ アップデートは OS ですので、iPhone4/4s、iPhone5/5s、iPhone6/6s Plus 等のハードウェアの機種は気にしなくて問題はありません。
メジャーアップデート(アップグレード)
メジャーアップデートは大幅なアップデートで、場合によっては見た目、操作性、設定方法など、多くの機能が変更されることもあります。ただし、見た目や操作の大きな変更は数年に1回程度になります。また、操作できなくなるほどの変更は現状ありません。
これによって新しく覚えることが発生します。ただし、大きく新しい機能が実装されますので利便性が大幅に向上します。また、場合によっては動作のしないアプリもありますので注意が必要です。ただ、基本的には、ほぼすべてのアプリが動作すると思って問題はありません。また、きちんとメンテナンスされているアプリは、すぐにアップデートされるのであまり問題ないと思います。
メジャーアップデートをおこなうと、左の番号が増えます。
「12.3.3」
↓
「13.0.0」(リリースされている最新版が「13.3.1」の場合は最新版が適用されます)
マイナーアップデート
マイナーアップデートは主に小さな新機能の反映と、不具合の修正が適用されます。新しい機能の恩恵を受けたい方は、アップデートしましょう。ただし、新機能の追加が主なため、新たなバグが発生する可能性もあります。
バージョンの数字としては「13.2.1」から「13.3.0」のように
真ん中の数字が増えます。
「13.2.1」
↓
「13.3」(リリースされている最新版が「13.3.1」の場合は最新版の「13.3.1」が適用されます)
バグフィックスアップデート
バグフィックスアップデートは主に不具合の修正が中心になります。効果としては、不具合が解消されます。以前に電池の持ちが解消されたこともあります。不具合の解消なので、逆に不具合が発生するほうが珍しいのです。
右の番号の数字が増えます。
「13.3.1」
↓
「13.3.2」(リリースされている最新版が「13.3.3」の場合は最新版の「13.3.3」が適用されます)
アップデートのタイミング
さて、3種類もあるアップデートですが、通知が来てから、いつのタイミンでアップデートをすれば安全でしょうか?
以下、種類別に記述しましたので、アップデートの種類に応じてタイミングを見計らいましょう。
※ リリースされたバージョンに深刻な不具合が存在した場合は、1日も経たない間にユーザーからアップルへ報告があり、直ぐに配信が停止されます。
※ よって、リリース直後にアップデートをせず、数日経ってからアップデートをすることで大きな不具合に合うことを避けられるのです。
メジャーアップデートの場合
「13.0.1」のようにバグフィックスアップデートがリリースされて、7日程待ったあとアップデートをしましょう。
「13.0.0」のようにメジャーの最初のリリース版には不具合が多く含まれていることが多いため、「10.0.1」のように1度バグフィックス版が出た後のバージョンを適用しましょう。
マイナーバージョンの場合
5日程待ったあとインストールしましょう。
ただし本当に慎重にインストールしたい方は、
「10.2.2」
↓
「10.3.1」
のようにマイナーのバグフィックスアップデートがリリースされて5日程待ったあとアップデートをしましょう。
バグフィックスアップデートの場合
3日以降、インストールしましょう。
最後に
ちなみに筆者は新しい物好きなので、特にメジャーアップデートがリリースされる時は、時間が発表されますのでその時間になった瞬間にリスクを恐れずアップデートをします。
ただし同じように考えている人が多くいるためサーバーに繋がらずいつもなかなかアップデートできません。
まあ、お祭りなので気長なに待ちながら楽しんでいます。
※ 当記事ではこちらの情報を元にアップデートをすることで限りなく安全にアップデートできる情報を掲載しておりますが、各個人の端末の状態は全て同じではありませんので絶対に成功するわけではないことをご了承ください。アップデート時は各個人の責任において実施をお願いいたします。